はじめての補助金

はじめての補助金

1.補助金は原則返済不要

補助金は、原則返済不要でもらえる事業資金です。

絶対に返済不要ではありません。不正が発覚した場合や、補助金で買ったものを売却した場合などは、返金しなければなりません。

とはいえ、弊社はかれこれもう何回も補助金をもらっていますが、一回も返金にはなっていませんし、お客様からも、そのような話は聞いたことがありません。

お得ですから、使える補助金は、全て使っておきたいところです。

2.簡単にお金がもらえるわけではない

補助金は、返済不要で国からお金をもらう手続きなので、簡単ではありません。

  • しっかり計画を立てる
  • 計画に従ってお金を使う
  • 使ったお金を集計して報告する

このような流れで、最終的に丁寧に審査され、使った経費がキャッシュバックのように戻ってくる制度です。

上手に使えば本当にお得ですが、単なる資金調達には使えません。その点は、注意が必要です。

3.補助金の目的がポイント

補助金は、何でも申請すれば良いわけではありません。補助金には、様々な目的があります。その目的にあった取り組み・経費のみが、補助対象となります。

こちらで、どんな補助金を使ったらよいか、ご提案することは可能です。ただし、『何がやりたいか』が決まらない限り、ご提案できませんので、その点はご注意くださいませ。

4.補助金の採択率は15~80%程度

補助金の採択率は、15~80%と差があります。

しかも、同じ補助金でも、募集回によって差があります。さらに、急に募集停止になる場合もあります。

補助金は、採択されなければ、補助を受けられませんから、お得な補助金ほど、競争も激しくなります

御社の事業で補助金を活用したければ、ぜひ経験豊富な弊社にご相談くださいませ。

5.補助金は資金の持ち出しが発生する

補助金は、単にお金がもらえる制度ではありません。

経費を使って、経費を支払って、経費を集計して、整理して、報告して。その上で認定された経費の一部が、キャッシュバックされる制度です。

例えば、補助率3分の2の補助金では、100万円の補助を受けるためには、150万円を先に経費として支払う必要があります。しかも、『補助事業の手引き』などをしっかり見て、ルール通りにお金を使わなければ入金されません。

ご注意ください。

6.補助金の入金には時間がかかる

補助金は、入金まで時間がかかります。『小規模事業者持続化補助金』の実例をご紹介致します。

2022年

  • 2月4日  申請締切
  • 4月27日 採択発表
  • 5月13日 交付決定
  • 12月7日 実績報告

2023年

  • 1月16日 補助金額確定
  • 2月13日 入金

このように、補助金は、入金までかなり時間がかかるため、目の前の資金調達には使えません。補助金は、事業拡大に向けて、2年程度のスケジュールを描いて、上手に活用するものなのです。