中小企業省力化投資補助金 申請ガイド

中小企業省力化投資補助金

補助金の概要

補助額等の情報

  • 最大1億円 補助
  • 補助率 2分の1~3分の2
    ※事業規模などで変動
  • 公募頻度・採択率等 未定

公式HP
https://shoryokuka.smrj.go.jp/ippan/

補助金の基本情報

元々、カタログ型の補助金だった『中小企業省力化投資補助金』に、『一般型』が用意されました。

補助の対象は、『人手不足解消に効果があるデジタル技術等を活用した設備』となります。公募要領には、『汎用性が高い及び簡易的なカスタマイズで使用可能な製品は対象外です』とあり、『人手不足』に特化した『ものづくり補助金』のような印象です。

補助金としての使い勝手自体は高くは無さそうです。その分、採択のハードルは、高くない可能性があるので、ピッタリはまりそうな取り組みは、ぜひ申請してみたい補助金です。

経費の概要

補助対象経費一覧

  • 機械装置・システム構築費
  • 技術導入費
  • 専門家経費
  • 運搬費
  • クラウドサービス利用費
  • 外注費
  • 知的財産権等関連経費

よくあるご相談

  • 『ものづくり補助金』とどちらを申請するべきかというご相談を数件頂いております。ポイントは、『人手不足』か『革新』かという点で、より当てはまる方を申請するか、場合によっては内容を分けて両方申請してみることも視野に入ります。
  • 『ものづくり補助金』の採択を受けていますが、申請可能かというご相談を頂きました。公募要領p10に、以下の事業者については、補助対象外と記載されております。
    • 過去に「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」又は「中小企業等事業再構築促進補助金」の交付決定を受け、補助事業が完了していない事業者
    • 過去3年間に、2回以上「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」又は「中小企業等事業再構築促進補助金」の交付決定を受けた事業者

審査基準

公募要領記載の審査基準 例

計画書作成のポイント

『公募要領』の『書面審査』については、以下を重視することが明記されています。数値・試算の信頼性がポイントとなりそうです。

  • 省力化指数
  • 投資回収期間
  • 付加価値額
  • オーダーメイド性
省力化指数

[(設備導入による削減時間)-(設備導入による増加時間)] ÷(設備導入による削減時間)で計算される。本指数に用いる「設備導入による削減時間」には既存業務の削減時間を組み込むことが基本である。加えて、新規出店を行う場合では、新たな業務プロセスで潜在的・将来的に存在する人手の削減時間も組み込むことが可能である。

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